ごはん編

メインのご飯はウェットフード

何も手を加えずそのままシリンジに入れて、スルスル〜と出せるので、メインのごはんはウェットフードでした。

特に「ひまカフェのおいしいごはん」「生きらきら」「生もりもり」は本当にストレスフリーでおすすめです◎

大人シリーズでも良いのですが、大人シリーズはよりカロリーが低いので、痩せてきたチョコにはこの3種のウェットフードをローテーションしていました。

栄養＆カロリー摂取にドライフード

ウェットだけなら最高に楽だったのですが、5kg台のチョコはウェットフードだけだとカロリーが低いので何回もシリンジに入れてあげないといけません。

そのため、より栄養とカロリーが詰まったドライフードも必須でした。

色々なドライフードを試しましたが、わが家では「ぼくらのぶたごはん」「ぼくらのしかごはん」「ぼくらのさかなごはん」をローテーションであげていました。

ぼくらのごはんシリーズは他のフードに比べるとふやけやすいのでおすすめです◎

How to 強制給餌

1. ドライフードをお湯でふやかす
2. 小さいフードプロセッサーでドロドロになるまでかくはんする
3. 冷蔵庫で一晩おく
4. 食べる時に人肌まで温める
5. フードをシリンジに入れる
6. シリンジの先をわんこの口の脇あたりにいれる
7. わんこの飲み込むタイミングに合わせながら少しづつ食べさせていく

• ウェットフードの場合は手順(4)もしくは(5)から始めてください。
• 飲み込む前にどんどん口に入れると誤嚥する可能性があるので注意が必要です。

△スプーン等でフードをシリンジに入れる

△適量になるまで入れれば準備OK

△シリンジをゆっくりと押し出して少しづつ食べさせる

道具編

シリンジ

強制給餌に欠かせないのが「シリンジ」です。

色々なサイズを使いましたが、体重5kg台のチョコが1番使えたのは50mlのシリンジでした。

それより小さいものだとウェットは通るのですが、ドライをドロドロにしたものが通りにくかったので、わが家では50mlをずっと使っていました。

シリンジは消耗品なので、何度か使うとゴムが取れてきたり、滑りが悪くなるのでまとめて買っておくと便利です◎

中型犬わんこ〜はマヨネーズの容器などをシリンジの代わりに使っている方もいらっしゃるみたいですよ♪

指サック

手が小さい私は50mlのシリンジが大きくてやや使いにくかったのですが、少しでもシリンジを使いやすくする工夫として、文房具屋などで売っている”指サック”を使っていました。

指サックを指に付けることで、滑り止めになって押しやすくなるので、手の小さい方は試してみてくださいね。

電動ブレンダー 離乳食シェフ

ドライフードをドロドロにするのに欠かせなかったのが、「電動ブレンダー 離乳食シェフ」です。コンパクトで使いやすく、電子レンジもそのまま使えちゃうスグレモノ！

元々違うブレンダーを使っていたのですが、離乳食シェフを買ってからはこればかり使っています。

クイックウォーマー ハンディ

チョコは強制給餌の時にブルブルしたりするので、お口や、私の身体、床や壁までご飯でドロドロに・・・

色々なところがとにかく汚れるので、暖かいウェットテッシュの「クイックウォーマー ハンディ」は大活躍でした。

暖かいウェットテッシュは汚れが取れやすく、チョコも暖かいので気持ち良さそうでした◎

おしりふきにも大活躍なので家に一つあると便利ですよ。

トッピング色々編

野菜の粉シリーズ

ごはん編のフードを中心に、トッピングなどを色々足して飽きないような工夫をしていました。

チョコは甘みが好きなので、ごはんに「とうもろこしフレーク」「かぼちゃフレーク」「にんじんフレーク」「紫いも粉」を混ぜたり、滋養強壮に「山芋粉末」を混ぜたりしていました。

えがお

ごはんに欠かさず入れていたのは「えがお」です。

急性腎不全になったチョコは肝臓と腎臓の数値が一時爆上がりしていたので、デトックスサプリの「えがお」は必須アイテムでした。

はとむぎ焙煎粉

浮腫んでいるときは「はとむぎ焙煎粉」を入れたりしました。

お茶シリーズ

「あずき美人茶」「とうもろこし茶」で、フードをふやかしてドロドロにしていました。

「黒豆茶」も腎の養生になるので、使っていましたよ◎

あの頃はまだ出会ってなかったけど、今なら絶対に「なた豆茶シリーズ」はあげていたと思います！

カロリーアップのもの

普段は添加物のたくさん入った食べ物はなるべく避けているのですが、ハイシニア犬、食べなきゃ死んじゃうけど添加物ではすぐ死なない！！！

ということで、どうしてもカロリーを足したい時は、「カロリーエース」や「チューブダイエット」を入れて、カロリーupに努めていました。

またこのカロリーエースがくっさいけどチョコは好きだったんですよね。笑

好きなもの編

うちは100%強制給餌ではなく、チョコは自ら食べるものもあったので、食べたい物はある程度あげていました。

とにかく好きなのが「砂肝ボイル」と「わんミートソース」

この2つのごはんには随分助けてもらいました♪

好きな物をあげて、食べたい気持ちを無くさない！⇒生きる気力になる！

ただ続くと食べなくなるので、その調整も大切。

気持ちは好きな物をあげて、栄養やバランスは強制給餌からといった感じでした。

自ら色々食べてほしくて、本当に色んな物を色々なスタイルであげました。

お皿やフードボウルもどんなけ買って色々試したか。笑

お皿の高さも、その時々によって好きな高さが変わるし、ビュッフェ形式にしてあげたり、スプーンもたくさん買ったなぁ。

ベビーフードもあげたし、キャットフードもあげたし、時には療養食もあげたり。

そのうちの半分以上は食べてくれなくて捨てたかも・・。

さいごに

いやぁーーー、振り返ればホントに大変だったけど、色々勉強になりました！

16歳までは何でも食べてたチョコにこんな日が来るとは夢にも思ってなかったなぁ。

アニマルコミュニケーションもしょっちゅうして、聞いていました。

幸いにもチョコは強制給餌を嫌がっておらず、ママがスプーンで食べさせてくれるイメージを伝えたそうで良かったです。

チョコの強制給餌をして1年数ヶ月。悩むことやうまくいかないこともたくさんありましたが、それも含めてチョコと過ごした大切な思い出です。

今、介護に奮闘している全ての御家族へ応援エールをおくります！！

ひまカフェ店長 KANA